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重大問題になりかねない!?交通事故示談で起こりがちなトラブル

重大問題になりかねない!?交通事故示談で起こりがちなトラブル

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カテゴリ:未分類

示談交渉で起きやすいトラブル

示談金額に絡むトラブル

交通事故示談交渉とは、一言で言えば交通事故をお金で解決するための交渉です。交通事故の被害はケガや後遺症、物損など多岐にわたりますが、その全ての被害を金銭で換算し示談金として支払うのが交通事故示談の本質です。

加害者側も被害者側も事故をお金で解決しようという気持ちは同じですが、唯一にして最大の違いが示談金額の設定です。加害者側は示談金を一円でも安く、被害者側は十分な補償を求めるため双方の主張がすれ違ってしまうといつまでも合意形成ができず示談交渉は長引きます。

やっかいなのは、保険会社が保険金を出し渋るケースです。保険会社は加入者である加害者に変わって示談金を支払う当事者ですが、保険会社によっては自社の利益を第一に考えるあまり示談金を出し渋るケースが見られます。

このような保険会社が交渉相手となってしまった場合、相場通りの示談金額を請求しても支払いに応じてもらえずトラブルに発展する可能性があります。

単に交渉がまとまらず訴訟になるだけならよいのですが、中には担当者が脅しまがいの口調で示談に合意するよう詰め寄ったり深夜のしつこい電話など生活に影響するレベルで嫌がらせに近い行為をするケースも見られます。

感情的なトラブル

示談交渉は金銭をベースに交渉が進められますが、加害者と被害者が存在する交通事故と感情は切っても切り離せないものです。感情的なものが原因でトラブルが発生するケースは多く、中には殺人事件が起きてしまった痛ましいケースも存在します。

被害者が加害者を恨むケースばかりでなく、加害者が被害者を逆恨みするトラブルも少なからず報告されています。このようなケースでは被害者側には何の落ち度もないのに加害者が一方的に恨みを募らせてトラブルに発展するため、被害者にとっては交通事故とトラブルで二重の不幸に見舞われてしまいます。

感情的なものに起因するトラブルは被害者と加害者が直接対面する場面で起こりやすいので、対面の場には必ず第三者を同席させましょう。間に入ってトラブルを仲裁してくれる人間がいないと、ささいなことが原因で感情のもつれに発展しかねません。

後遺障害に関するトラブル

交通事故示談は、一度示談が成立したら後から撤回はできません。そのため内容を十分に検討した上でサインする必要があるのですが、示談成立後に交通事故が原因の後遺障害が判明した場合は例外的に示談交渉のやり直しが認められています。

問題なのは後遺障害の認定です。後遺障害が認められるためにこれ以上回復が見込めない「症状固定」状態にあるという医師の診断が必要なのですが、後遺障害の等級認定は痛みやしびれなど自己申告に基づく部分も多いため実際よりも症状を重く申告しているのではないか、と疑問を持たれてトラブルになるケースがあります。

後遺障害に関するトラブルを避けるために重要なのが適切な通院治療です。信頼できる医師のもとにきちんと通院し指示通りに治療を続けた上での後遺障害であれば、疑問を差し挟む余地はありません。

示談成立後でも後遺障害が認められれば示談交渉はやり直せますが、示談交渉のやり直しはトラブルになりやすいのできちんと後遺障害が確認されるまでは安易に示談書にサインしてはいけません。

示談交渉がらみのトラブルを防ぐには

交通事故示談交渉でのトラブルを防ぐには、弁護士に代理人を依頼した上で誠実な行動を取るのが一番の方法です。弁護士を立てれば法律面でのトラブルは防げますし、きちんと記録を取ることで言った言わないの水掛け論も回避できます。

感情的なもつれを完全に防ぐことはできないものの、誠実な行動を取れば少なくとも自分に不利な結果は避けられます。相手が法律に違反する行動に出た場合は法的措置で対応できるので、トラブルになったからといって相手と同じ土俵に立って違法な行為に出るようなマネはやめましょう。