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被害者感情を尊重する本当のメリットとは?加害者の心得

被害者感情を尊重する本当のメリットとは?加害者の心得

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カテゴリ:未分類

ここ最近は1年に4100人の人が交通事故で命を落としている

交通事故で命を落とす人は毎年4000人ほど、事故の件数は毎年50万件ほど

2014年、2015年に交通事故で命を落とす人は4100人ほどでした。そして、2016年には初めて4000人を下回りましたが、3904人と4000人前後であることは変わりません。

全国で4000人と言えば少ないように思えますが、4000件の死亡事故が起きていると考えるとその恐ろしさが分かりますね。また、交通事故の発生件数で言えばここ最近は50万件ほど、車は何人かが乗るものなので負傷者で数えればそれ以上の数になります。

つまり、事故に遭うということも事故を起こすということも決して「あり得ない話」ではないわけです。

誰も事故を起こしたくて起こすわけではない

交通事故の加害者の中には重大な過失や危険運転をするような人もいます。しかし、多くの人は事故を起こさない様に注意を払って運転しているのも事実です。しかし、人間の意識では限界があり、飛び出してきた人間や車に気づけないこともあります。

そのため、交通事故は起こした側にとっても悲劇であることは忘れないでほしいです。その証拠に交通事故の原因は上から漫然運転、わき見運転、操作ミス、安全不確認となっています。漫然運転とは集中力の途切れや同乗者との雑談などのことをいいます。

また、法律違反による交通事故も歩行者妨害とスピード違反が2トップです。運転に焦りとストレスは禁物と言えますね。

交通事故を起こした時に考えられること

そのため、もし交通事故を起こしたらと考えることは決して悪いことではないのです。

交通事故が起きたら、まず救急車や警察に連絡をして被害者に謝罪をして、回復を待ってから損害賠償を支払うことになるでしょう。車との接触は大けがにつながりやすいので、やはり任意保険に入っていた方が安心です。交通事故を起こしたという事実に心が傷つくかもしれませんが、それでも責任は受け止めなくてはいけません。具体的に支払う損害賠償は、治療費や働けなくなった期間の給与などです。

示談で被害者感情を考えた方が良い理由

示談とはお互いの合意のこと

賠償請求というと裁判をイメージされるかもしれませんが、交通事故の8割は示談で解決しています。示談とはお互いが和解し、加害者が被害者に示談金を支払う手続きです。これは一種の契約と見ることができるため裁判よりも早く終わらせられる反面、示談の内容に納得いかない時にそれを覆すことはまずできません。(例外として重大な見落としやウソがあった時は覆せます)

示談金は妥当でも感情で受け入れられないことがある

よって、示談がうまくいくかどうかは示談金の問題だけでなく被害者感情にも左右されます。保険に加入している場合は保険会社が支払ってくれますし示談の手続きも弁護士に任せることができます。しかし、加害者の誠意がなければ被害者は妥当な示談金に対してもなかなか首を縦に振ってくれません。それどころか感情の問題で訴訟に発展することすらあります。人として当たり前の誠意は見せるようにしましょう。

被害者感情を重んじることと被害者に振り回されることは違う

ただ、被害者の中には感情に任せて法外な請求をしてくる人や、悪知恵を働かせてこちらに付け込んでくる人も残念ながらいます。そのため被害者を一律で「助けなければならない人」と見るのも返って問題を悪化させるだけです。

確かに、被害者感情に寄り添わず足元を見る態度は論外ですが、相手がこちらの足元を見るような交渉をしてきた場合や、請求があまりに妥当性を欠く場合は毅然とした態度で向き合い、時には訴訟も辞さない覚悟で手続きを進めていきましょう。罪悪感は消えないとしても、法で定められた以上の責任を負う必要はありません。