自己の感情で動くよりも、プロのアドバイスに従うべき
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カテゴリ:体験談
私がまだ運転免許を取ったばかりの頃、渋滞気味の信号待ちでヒマだったあまりついつい聞いていたCDを入れ替えようと思ってしまいました。
ちらちらと前の車の進み具合を見ながらあれこれとCDを選んでいたら、信号が青になりました。前の車がゆっくりと発進したので、私もブレーキを離して、オートマチック車特有のクリープ現象と呼ばれるブレーキを外すとアクセルを踏まなくともゆっくり進む現象を利用しながら少しずつ前に進めていました。
しかし、渋滞だったため、私がよそ見をしている間に前の車は停止状態になっており、そのまま「コツン!」という程度に前の車にぶつかってしまいました。「しまった!」と焦りましたが、そうたいして派手にはぶつかっていないと思っていると、前の車の窓がウィーンと開き「端に寄せろ」的な合図を手でされたので、終わったな・・・と覚悟を決めました。
その頃の私はあまり車の価値やメーカーを知らなかったのですが、相手の乗っている車は、車好きの人が好んで乗るような車だったらしく、警察を呼ぶ前に「後ろのバンパーは全部取りかえますので。」とはっきり言われました。その迫力に恐ろしくなり、私は警察を呼ぶと同時に、すぐに車の保険でお世話になっているおじさんに連絡を入れました。
すると警察よりも早く保険のおじさんは現場に飛んできてくれ、相手の車のぶつかった部分の証拠写真をパシャパシャと撮り始め、おびえる私の代わりにおじさんが被害者の方と話をつけてくれました。その頼もしい対応に安堵すると共に、感動し涙があふれてきたのを今でもよく覚えています。その後は相手側の保険会社とおじさんとで全てを治めていただく形になったのですが、私も被害者の方に何かしらのお詫びをしたいと保険のおじさんに伝えたところ、本人に改めて接触するよりも、相手側のお宅にお詫びの電話をするくらいにしておいた方がいいとアドバイスをいただきました。
こういった事故の場合、あまり相手側と深く関わるよりも、全てを保険会社の方に任せて処理をした方が、後々何かと面倒なことになるような相手がいる可能性もなくはないので気を付け方がいいそうです。申し訳ない気持ちは分かるけれど、もしかすると逆に相手側も改めて気分を害すこともあるかもしれないので、当たらず触らずが一番なのかもしれないなと思いました。
車をぶつけておいてシラっとしたような態度をとることに抵抗がなくはなかったのですが、こういう場合はプロの意見に従っておくべきだと思います。
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