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私が失敗した交通事故示談の失敗談

私が失敗した交通事故示談の失敗談

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カテゴリ:体験談

20代半ばで原付を運転していた私は交差点を左折する自動車に巻き込まれて事故に遭いました。当時衝撃で左端を運転していたにも関わらず数メートル交通量の多い片側3車線の右の方まで飛ばされました。思いっきり尻もちをついてしまった衝撃でその場から立てませんでした。加害者の女性はショックだったのか、怪我している私を介抱できる余裕もなくただ震えていたことを記憶しています。

その後私は通りすがりの男性に抱えられ救急車に乗せられ病院で手当てを受けました。幸い骨折もしていないようだったのですが、当時興奮状態でどこが痛いのかを正確に医師に伝えていなかったことが後々示談で後悔することになるとは想像もしていませんでした。事故から3か月が経とうとしたある日、自宅で突然強烈な腹痛を覚え、立ち上がれず救急車を呼ぶ事態になり、病院に着いてからは意識がなくなってしまい緊急開腹手術をしました。卵巣のう腫になり腹部に2リットル以上の出血が見られたそうです。

幸い命は落とさず回復したのですが、私はすぐに事故の衝撃ではないかと考えるようになりました。保険会社の担当が示談交渉の連絡をしてきたタイミングだったので、入院中であることと交通事故との因果関係について関連付けてもらうようにお願いしました。しかし保険会社の担当も相手側をかばう立場なわけですから一向に因果関係を認めてはくれませんでした。事故し、卵巣のう腫で手術し身も心も疲れ切っていた私は示談の交渉自体もとてもストレスに感じていました。しかし相手の保険会社の担当は会社側から言われているのでしょう。

気遣う言葉は伝えるものの示談を早くしたい気持ちが見え隠れしているのが十分こちらにも伝わってきてわかりました。そして結局因果関係が認められずに気持ちばかりの示談金で事故に関しては何事もなかったように済まされてしまいました。事故当日私は体力にも自信があったので骨が折れていないし自分は大丈夫だと思っていました。

しかし実際取っておくべき行動として念のため婦人科も受診しておくとか、整形外科でも痛みが少しでもあって気になったらその時にレントゲンやCTなどを撮ってもらっておくべきだと思いました。

なぜなら日が経ってからあそこが痛いここが痛いと言っても保険会社は事故当日か数日後に病院に行っていないのなら事故との因果関係は認められない(証拠がない)と判断されるからです。事故当日は生きていることにただただ感謝しましたが、一方で事故の加害者は原付を新品に変えてくれるわけでもありませんし、事故の後遺症で病院に通う費用も数年に渡ってかかってくるわけですから何も得することはありません。

仕事が忙しいからと言って病院に行けないのも大丈夫だから行かなかったという解釈になってしまうので、もし次に自分が事故の被害者になった場合には、痛いことを我慢せずに積極的に病院に通うべきだとつくづく痛感した事故体験でした。